『腹だけ痩せる技術』(植森美緒著、メディアファクトリー新書)に腹痩せ術を学ぶ

昨年末からかなりの数の飲み会に参加し、暴飲暴食を繰り返したせいでお腹周りに余分な脂肪がついてしまった。スラックスを履くときも、深く息を吸ってお腹を凹ませてからでないとホックをとめることができない。これは早急になんとかしなければ…と思いリカバリー計画を立てることにした。

 
健康的に痩せるには有酸素運動に筋トレ、それに食事制限。これだけやれば完璧だなと思ってはみたものの、言うは易く行うは難しで継続するのは難しそう。もっと簡単にできるものはないだろうか。そう思いながら書棚を漁っていたら1冊の本を見つけた。それは『腹だけ痩せる技術』(植森美緒著、メディアファクトリー新書)という本。帯をみると「いつでもできて即効性は抜群。話題の『ドローイン』ですぐに体型をリセット。」とある。これこそ私が求めていたものだと思い、早速実行してみることにした。
 
このドローインのやり方はとても簡単で、行うのは以下の3つのことだけである。
 
①背すじを伸ばす
②肩を後ろに引く
③おなかを凹ませる
 
たったこれだけで本当に腹だけ痩せることができるのだろうか。そう思う人もいるかもしれないが、筋肉には使ったら使ったなりにその形状を記憶する性質があるので、最初は意識的に凹ませていたお腹がやがて自然と締まっていくのである。
 
ちなみにこのドローインは有酸素運動と組み合わせたときに最大の力を発揮する。たとえばウォーキングするときにドローインをすると、ただウォーキングするときよりも約40%も消費カロリーがアップするのである。これなら腹だけでなく全身にも効果が期待できそうである。というわけでまずは1カ月間、通勤や外出で外を歩くときに意識的に腹を凹ませてみようと思う。
 
参考までに1月1日時点での腹囲と体重の数値を記しておくと、腹囲が88cmで体重が79.6kg。ドローインをやることでこれらの数値がどれくらい変わるのか試してみたいと思う。きっと来月の頭にはスラックスが楽に履けるようになっているはずである。
 
今回の参考書籍。誰でも簡単にできる腹痩せの技術が紹介されている。意識的に腹を凹ませるという嘘みたいな方法であるが、1日やっただけでも割と効果が実感できるので(個人的感想)、お腹周りをなんとかしたい!という人にはとてもおすすめ。
腹だけ痩せる技術 (メディアファクトリー新書)

腹だけ痩せる技術 (メディアファクトリー新書)