『女ひとりの夜つまみ』(ツレヅレハナコ著、幻冬舎)に簡単なつまみレシピを学ぶ

趣味の書店めぐりをしていてまず行くコーナーは実は料理本コーナーである。自炊歴が浅く、まだまだレパートリーが少ないので色んな本を読んで日々レシピを勉強している。本を選ぶときは簡単に美味しいものが作れるレシピが紹介されているかをチェックする。よくわからない調味料や手間のかかる調理法が書いてあると、その時点で本を閉じる。私の料理スキルで手に負えない料理本はたとえすごく美味しそうなレシピが紹介されていても無理して買わない。

 

そんな私が最近とても気に入っているのが『女ひとりの夜つまみ』(ツレヅレハナコ著、幻冬舎)という本。著者はツイッターやインスタグラムで人気らしいが、私はそうとは知らず、レシピに惹かれて購入した。さっそく読み込んでみると、はじめにを読んだ時点で著者の意見に共感。この人の紹介するレシピは間違いないと確信した。

 

お酒を飲まない日は年に2~3日(主に発熱時)。

基本的には飲酒なくして一日が終わらない。

(中略)

ポテトチップスや半額のお惣菜ではなく、

手作りのつまみが一品あるだけで、

ひとり飲みの楽しさは、ぐっと広がります。

(はじめにより)

 

といいつつ、最初に作ったのは実は本書で紹介されている重信初江さんの「白菜と豚しゃぶ肉のみそバター鍋」。ツレヅレハナコさんの紹介文がまた胃袋を強烈に刺激するのでたまらず作ってしまった。

 

調理法はとても簡単で、具は白菜と豚しゃぶ肉のみ。水、みそ、みりん、バターを合わせて作った煮汁に、白菜の千切りを入れる。白菜が煮えたら、豚しゃぶ肉を広げて乗せて、肉に火が通ったら豚肉で白菜を巻いて食べるというもの。(詳細は下記レシピを参照されたい)

 

重信初江さんのレシピ。

shigehatsu.exblog.jp

 

今回作った白菜と豚しゃぶ肉のみそバター鍋。どんどん箸が進み、著者と同じくあっという間に1/4個の白菜を食べきってしまった。もちろん〆に中華麺を入れて味噌ラーメンも楽しんだのは言うまでもない。

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今度はツレヅレハナコさんのオリジナルレシピにも挑戦してみたい。

 

今回の参考書籍。お酒にあうつまみのレシピが紹介されている。そのどれもがとても簡単にでき、なおかつ美味しそうなものばかり。晩酌のつまみ作りには時間をかけたくないけど、美味しくてボリュームのあるものが食べたいという方にはうってつけの1冊。

女ひとりの夜つまみ

女ひとりの夜つまみ