『型破りマラソン攻略法』(岩本能史著、朝日新書)

10月の松本マラソンへ向けてのトレーニングは着々と進めている。まだ準備期間でそんなに長距離は走っていないが、それでもトレーニングを始めた当初よりは同じ距離を楽に走れるようになったという実感はある。このままトレーニングを続けていればフルマラソン完走は間違いない。

 

と思ってはみたものの、まだまだマラソンについての知識が足りないのではという思いもあり、マラソン関連の本を少し読んでみることにした。今回読んだのは『型破りマラソン攻略法』(岩本能史著、朝日新書)。型破りというタイトルの通り、自分でも思いもよらなかったことばかり書いてあったが、著者の実体験が根拠となっており、非常に参考になった。

 

そこで本書から個人的に参考になったところ抜き出してみたい。

 

ランニングにストレッチは必要なし

→ストレッチ(静的)をやり過ぎると走力が低下することがある。

 

(走るときは)肩甲骨を寄せて骨盤を前傾させ、体の真下に着地する

→真下に着地していれば走りにブレーキがかからず、着地時に膝へ不要なダメージが加わる恐れもない。

 

レース当日でいちばん大事にしたいのは食事

→予想ゴールタイムの5時間前に食事をとる。これがゴールまで走り切るための貴重なエネルギーになる。

 

 

 その他練習法についても記載はあるが、内容は中級~上級者向けである。松本マラソン後にもまたマラソンにチャレンジしたいと思えたら、本書の内容を実践してみようと思う。

 

今回の参考書籍。マラソン経験者で自己ベストを更新したいと思っている方にうってつけの1冊。練習法からマラソン当日の戦術までありとても参考になる。

型破り マラソン攻略法  必ず自己ベストを更新できる! (朝日新書)

型破り マラソン攻略法 必ず自己ベストを更新できる! (朝日新書)