株式投資について(インデックス投資)

2017年1月4日19,594円で始まった日経平均株価は昨日22,764円で取引を終えた。資産形成の一環として私も株式投資を行っているが、今年は今までにないくらいの評価益を計上することができた。ただし売却はしていないのであくまでも評価益でしかない。

これまで自分なりの投資手法というものを持っていなかった私はそれこそ適当に取引をしていたが、今年は自分なりの投資手法を確立すべく試行錯誤した1年と言える。そうしてあれこれ試して出した結論は2つで、インデックス投資と優待株投資である。

インデックス投資については投資の王道とも言われ、関連書籍もたくさん出版されている。私も気になる書籍は読んできたが、一番参考になったのは『不透明な10年後を見据えて、それでも投資する人が手に入れるもの』(岩崎日出俊著、SBクリエイティブ)である。




本書は投資の必要性から投資法までとてもわかりやすく書かれている。ちなみに著者はイノベーションを生み出す企業(GoogleAmazonAppleFacebookなどの個別株)や、成長が期待される国(ダウ平均株価連動ETF)への投資を推奨している。私は本書を読んだ後に、「SMT ダウ・ジョーンズ インデックス・オープン」を購入することを決めた。

しかし投資対象が決まっても、買い時を判断するのは難しい。そんな時に参考になるのは『半値になっても儲かる「つみたて投資」』(星野泰平著、講談社+α新書)である。




本書で提唱されているのは定額積立投資である。定額積立投資は金融商品を毎月一定額分購入するというもので、一括投資に比べると投資効率は高くはない。しかし出口戦略さえ誤らなければ、投資した金融商品が買値より下がったとしても利益を出せるので一括投資よりも優れている(あくまでも個人的意見)。私は上記で紹介したダウ連動の投資信託を毎月50,000円分購入しているが、下がってもより多くの口数を買い込むチャンスとなるので、個人的には値動きに一喜一憂することはなくなった。値動きにやきもきすることがないというのは精神的に本当にラクである。

ちなみに私は2016年3月からダウ連動投資信託を買っているが、今のところ成績はかなり好調で30%もの評価益が出ている。ダウが今後下落するという可能性もあるが、長期スパンで考えているのでたとえ値を下げたとしてもコツコツと積立を続けていきたいと思う。

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さて、もう片方の優待株投資についてはまだ今度書きたいと思う。